2024-01-18
第7回インフラメンテナンス大賞 特別賞(環境省)受賞
このたび、アジア航測株式会社(代表)、理研計器株式会社、トヤマ電話工事株式会社が連携して取り組んできた「立山室堂地区・登山者維持管理における火山ガスシステムの開発」が、317件のインフラメンテナンス大賞応募の中、見事「特別賞(環境省)」を受賞しました。
インフラメンテナンス大賞は、日本国内における社会資本のメンテナンス(以下「インフラメンテナンス」という。)に係る優れた取組や技術開発を表彰し、好事例として広く紹介することにより、我が国のインフラメンテナンスに関わる事業者、団体、研究者等の取組を促進し、メンテナンス産業の活性化を図るとともに、インフラメンテナンスの理念の普及を図ることを目的として実施するものです。
案件名:立山室堂地区・登山道維持管理における火山ガス保安システムの開発
概要:立山室堂地区の登山道では平成23年に地獄谷の噴火活動が活発化し、火山ガス(亜硫酸ガス)の影響が及ぶようになった。同登山道においては、風向きや噴気活動の周期等により火山ガスの濃度が人体に危険を及ぼすこともあることから、登山者利用と施設メンテナンスの観点から火山ガス濃度の観測、注意報・警報の発令、安全利用情報等を発信する火山ガス保安システムをアジア航測(株)等が開発し、立山室堂地区安全対策協議会が運用して登山者及び登山道の維持管理者が活用している。